感動する店 [グルメ]
最近、ガイドブックを買わなくなった。
グルメブームは確かに美味しい料理を大量に提供したが、感動する料理に出会う機会は減った。というより、感動する料理を提供する店は殆ど増えていないのではないか?最近は新しい店に行く機会も増えた。確かにうまい店はある。しかしながら感動はないのだ。
理由は多く考えられる。
- 料理雑誌等で以前は職人技であったノウハウが広く公開されたこと、
- 特殊な食材・調味料でも需要が多くなったので安定して調達することが可能になったこと、
- 調理方法のモジュール化により職人技の依存が減ったこと、
- 職人技が要求される場合でも機械化等により置換えが可能になったこと、
- 不動産バブル後に賃貸不動産の価格が低下し飲食店の経営に占める賃貸費用が低減したこと、
- 同様に建築資材コストが下がり、エントリーがしやすくなったこと、
- 大企業の雇用機会の現象に伴い優秀な人材確保が可能になったこと、
- 株式公開も含めた資金調達の多様化により、マーケットニーズに適合した業態開発が可能になったことなどなど。
いろいろ名店はあるが、感動した店は限られている。以下、感動した店の日本の店のリストである。種類:名称:場所の順番である。
- 日本料理 : 壬生(要紹介) : 銀座
- 鮨 : 宮葉 : 浜松町
- てんぷら : はやし : 日本橋
- ステーキ : 麤皮 : 新橋
- フランス料理 : タイユバンロビション(閉店) : 恵比寿
- 焼鳥 : 門扇(閉店) : 麻布十番
- 鴨 : 鷹匠寿(要紹介) : 浅草
- イタリア料理 : リストランテ濱崎 : 青山
- 中華 : 福臨門 : 銀座
仕事をするひと [経営]
仕事をしなくてもいいのに仕事をする人がいる。
何かしていないと不安なのかもしれないが、やるだけ迷惑になる。
こんな営業マンがいた。会社のすべての案件に絡んでいないと気がすまない。絡んで、取れそうというより、殆どクローズしかかっている案件だけクローズさせる。絡んで、まずそうなものはすぐ逃げる。そのときの同じフレーズは。「俺がかかわっていたら取れたのに」。これだ。クローズさせた案件も途中から入ってきて無理やりクローズさせるので、条件が悪くなるか、あるいはトラブルになることさえある。
こんな企画部長がいた。別企業との共同案件で会社の中での合意は殆ど取れていた。稟議の段階で、一人だけ反対した。社長は押し切ったが、実務担当者を実行段階で別の小もない仕事にまわした。その仕事は彼が自ら意味もわからずに行った。パートナー企業からは飽きられ共同案件は失敗した。
能力がないのに仕事をする人間は、組織にとって害悪というより損害を与える。仕事をしないほうがはるかにましである。
そのような人間は多くいる。そういう人間を説得させて、あるいは関与させないように、プロジェクトからはずすように仕向ける。これを生業とする職業がある。
コンサルティング業だ。
ボルドーセラー [ワイン]
1993年に開店して以来通い続けている店。当初は青山通りから少し入った、あさひ銀行の寮の前にあった。当時のお店は一部残っているが、青山通り沿いにありながら、星空が見えるテラスでワインを飲めるとても気分のよい店であった。その後、原宿小学校の裏に移転し、今年の春から表参道交差点のアンデルセンのほぼ横のビルの地下一階で営業をしている。
ボルドーセラーのオーナーの柿崎さんの料理はとてもおいしいし、飽きない。うまいものはたくさんあるが、うまくて飽きない料理は私のようにほぼ1年間を外食で通す人間にとっては貴重である。
主要メニューは開店以来の定番。中でも”鯛めし”は特別にうまいとう。鯛めしで有名なものといえば、松江の皆美、赤坂の与太郎、竹葉亭の鯛茶漬けなどいろいろあるが、ここの鯛めしは絶品。何回食べても飽きない。
食事が良いのはもちろんワインの品揃えもとてもよい。最近流行のワインレストランのようにスタンダード外の品揃えで勝負する店ではなく、スタンダードで勝負する店である。それゆえワインを学びやすい店である。
東京にもこんな店が10年以上やっている。とても貴重な店だ。店を入って左側の席に私も良く座っている。
六義園 [旅行]
湯布院 [旅行]
最も好きな町のひとつである。湯布院町は1万1千人ほどの小さな町。まもなく庄内町、挟間町と合併する(合併協議会)。新しい名称は由布市である。
秋に行った事がないのが残念だが、いつも裏切られることはない。宿泊場所は湯布院は全体的にレベルが高い。しかしながら玉の湯は別格に良い。子連れでも十二分にリラックスできる宿である。もちろん無量塔は格別に凄い宿である思う。子連れで連泊することを考えると玉の湯の方が、歩いて遊びに行ける場所が多いので楽である。残念ながら亀の井別荘には泊まったことがないが、直営のレストランである湯の岳庵には必ず寄るようにしている。
中庭別の角度から
さて、玉の湯のどこが気に入っているか?やはり食事だ。基本的にはコース料理だが、最後の一品は選べるようになっていて、①豊後牛の網焼き、②すっぽん鍋、③地鶏鍋の三種類がある(すき焼、しゃぶしゃぶもある)。やはり、①、②がお気に入りだ。子供メニューででてくる備後牛の網焼きも大人のものと同じである。大人二人以上の場合、それぞれ別のものを頼むとシェアしてすべて味わうことができる。
すっぽん炊きあわせ
温泉もとても気持ちが良い。バーはすばらしいの一言に尽きる。
玉の湯のそばにもお気に入りの店がある。はかり屋という酒屋と湯布院醤油屋本店という醤油屋である。はかり屋では焼酎を買っているが、それほど種類は多くないものの吟味された焼酎を置いてある。オリジナルの焼酎もたいへんおいしい。醤油屋でお気に入りは焼きにんにくと一味醤油だ。焼きおにぎりにはここの一味醤油がとてもあう。
今まで行ったドライブコースの中で最も好きなのがやまなみハイウエイだ。湯西川から日光霧降高原へのルートや八ヶ岳周回のルート、他にも北海道のミルク街道、箱根ターンパイクなど好きな道はあるが、スケールの点で圧倒されるのがやまなみハイウエイだ。九重高原も素晴らしいがハイライトは阿蘇山の外輪山だ。何度行っても感動してしまう。
花パーク
これは凄い。というミステリーです。 [本]
- 作者: 香納 諒一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/12
- メディア: 文庫
- 作者: 横山 秀夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/08/21
- メディア: 単行本
生態系 ビオトーブ [ガーデニング]
半年前にガーデニングのコンセプトを変えてみた。
変更前
ベランダガーデニングは結構重労働で一年中花だらけにするのはとてもしんどい。花代も結構かかるし。季節ごとに大部分を入れ替える必要があるので、草木にやさしいとはいえない。そこでビオトープをコンセプトにベランダのデザインを大幅に変更してみた。といってもやったことは、出来るだけ草木を寄せて、雑草なども基本的には抜かない。草花を新たに植えることは最小限度に留める。肥料は液体肥料のみを使う。殺虫剤をまかない。あとこれがみそだと思うのだが、植木と植木の間に水受け用の皿を何枚か置いておくこと。
その結果、夏季の散水がひじょうに楽になった。例年であると1日に2回必用であったが、1日1回ですむようになった。植物が集積されたことによって、地面からの蒸発が抑えられたことと、植物自体が回りの温度を下げたことが大きいように思う。
我家は地上8階のところにあるが、ヤモリが住みつき鳥も増えた。昆虫が多く生育しているためであろう。
松井道夫 [ビジネス]
ピーター・ゼルキン [音楽]
メシアン : 世の終わりのための四重奏曲&武満徹 / カトレーン2
- アーティスト: ゼルキン(ピーター), カバフィアン(アイダ), シェリー(フレッド), ストルツマン(リチャード), メシアン, 武満徹
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 1997/09/26
- メディア: CD
- アーティスト: ゼルキン(ピーター), メシアン
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 1997/09/26
- メディア: CD
- アーティスト: ゼルキン(ピーター), 高橋悠治, メシアン
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 1997/09/26
- メディア: CD
- アーティスト: ゼルキン(ピーター), バッハ
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 1999/11/20
- メディア: CD
- アーティスト: ゼルキン(ピーター), ショパン
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 2000/05/24
- メディア: CD
ミリオンダラーベイビー [映画]
ミリオンダラーベイビー
久しぶりに泣けた映画だった。とても感動した。キリスト教の儀式と重なるシーンが数多くある。聖書のテーマである原罪。カラマーゾフの兄弟など多くの文学がこれをテーマにしている。ミリオンダラーベイビーも同カテゴリーに属するのではないか。名作である。