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発見 [ビジネス]

自分の知り合いでどうもしっくりこない人間がいる。何故か解らなかったのだが、最近やっとわかった。下のケースで説明しよう。その人間を仮にBとしよう。自分がAでBの部下をCとする。

A → B → C

AさんがBさんに仕事の指示を出した。それをBさんはCさんに依頼してAさんの仕事を行うというケースを考えてみる。

AはBに仕事を依頼した時点で、Bを信頼して仕事を出している。しばらくたって、Bに、「あの仕事どうしたの」と聞くと。Bは「それはもうCに振りました」と答える。Cに聞いてみると、やっている場合もあるが、忘れている場合も多い。

Bにとって、仕事を振った時点で責任が終わっているわけだ。本来ならばBはCをモニタリングして進捗状況を把握すべきなのだが、そのような思考がないのであろう。

このようなケースは意外と多いのではないか。ホウレンソウとよく言うが、報告を欠いたがためにコミュニケーションが混乱することは多々ある。

このケースのBは問題外である。少なくとも仕事を振った報告をBはAに対してすべきで、もしそうなっていなかったら、Bは無責任である。

ところがBはそれを当然と考えているのであるから、全く話にならない。これを気づくのは割と時間がかかることであった。仕事の可視化とは全くもって難しいとつくづく思う。


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松井道夫 [ビジネス]

松井道夫の最新刊を読んだ。人事は本当に難しい。”好き嫌いで人事”というタイトルは奥深い。勝負するための組織とは何か。戦闘集団とは何かを教えられる本である。戦闘集団を意識するとはっきりわかることがある。戦闘集団に入れない人間はかなり明白にわかる。リスクをとらない人間。責任を取らない人間。未来のゴールを明確にして行動できない人間。人間としての魅力のない人間。こういうカテゴリーの人間は決して戦闘集団の中枢には入れない。よくわかった。

好き嫌いで人事

好き嫌いで人事

  • 作者: 松井 道夫
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2005/07/14
  • メディア: 単行本


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今日の出来事 [ビジネス]

そういえば、東京で女性とバーに言った経験は一度だけだと思い、家内にその話をしたら二回であると指摘された。そのうちの一回はよく覚えていないが、よく覚えている一回は自分の記憶から一生忘れないであろう。

結婚したてのころだったが、家内を銀座で深夜の1時ごろ待っていた。家内が駆け寄ってきたときの嬉しさは今でも覚えている。その後行った店もよく覚えているが、何時ごろ帰ったかは覚えていない。また、同じことをする機会もなかった。

自分にとって貴重な時間であった。あの時の彼女の顔は忘れられない。幸福とはその積み重ねである。


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郵政民営化 [ビジネス]

郵政民営化によって何が起きるか? - 銀行編

東京三菱FG 約7兆円、三井住友FG 約6兆円、みずほFG 約7兆円。これらは都市銀行の時価総額である。また、りそな 約2兆円。これらがかつての都市銀行の時価総額である。一方、郵政公社の郵便貯金残高約230兆円、メガバンク合計で約230兆円。

不良債権処理はほぼ終わったというものの、まだ地銀は残っている。広島銀行を例に取るとH17/3の決算で登記純利益が152億円。資本合計で2487億円である。一方有価証券で、国債を7,713億円、地方債が1,231億円を引き受けている。地方債のデフォルトリスクが高まることは地方銀行の破綻も同時に意味する。数字的には債務超過にならないが、資産項目の貸付金の中の隠れ不良債権を考慮すればかなり危険な水準にあるのではないかと推測できる。

これら地方債のデフォルトによる地方銀行の破綻を延命させるためにも、受け皿金融機関は必ず必要だ。当然、メガバンクが引き受けるシナリオもあるし、また郵政公社が民営化後に引き受ける可能性もある。郵政公社がこれら地方銀行等を引き受ける説明は十分ある。郵政公社が行っていいるのは預金業務で、貸付業務はない。収益考えた場合、利ざやを稼ぐためには貸し付け業務、特に法人及び住宅ローンへの参入は大きな意味をもつ。

郵政公社が金融機関をマージする可能性はきわめて高い。特に首都圏に強い、”りそな”はかなり魅力的な会社ではなかろうか。このシナリオでいくとメガバンクが四つになってしまう。メガバンクは二つでよいと言っていた金融担当大臣の真意はこのあたりにあるのではないだろうか。


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