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プロフェッショナルマネジャー [経営]

決められない人
決められない社長の下で働く社員は不幸だ。決められない社長は常に、”決断しない”という決断をする。決断をしないで、問題解決を先延ばしにするということだ。会社の社長の仕事は社員を養うことではなく、自立できる社員をいかに育てるかにある。社員を養うという響きには、麻薬的な自己陶酔の心地よさがある。でも、自分が引退したらその後の社員の面倒なんて、どうやってやるつもりなのであろうか?無責任にも程が有る。
プロフェッショナルマネジャーはとてもよい本である。読みづらいし、意味がわかりにくい部分もある。最後の付録から読むことを薦める。久しぶりに読み直して、たいへん勉強になった。
プロフェッショナルマネジャー

プロフェッショナルマネジャー

  • 作者: ハロルド・ジェニーン
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2004/05/15
  • メディア: 単行本

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仕事をするひと [経営]

仕事をしなくてもいいのに仕事をする人がいる。

何かしていないと不安なのかもしれないが、やるだけ迷惑になる。

こんな営業マンがいた。会社のすべての案件に絡んでいないと気がすまない。絡んで、取れそうというより、殆どクローズしかかっている案件だけクローズさせる。絡んで、まずそうなものはすぐ逃げる。そのときの同じフレーズは。「俺がかかわっていたら取れたのに」。これだ。クローズさせた案件も途中から入ってきて無理やりクローズさせるので、条件が悪くなるか、あるいはトラブルになることさえある。

こんな企画部長がいた。別企業との共同案件で会社の中での合意は殆ど取れていた。稟議の段階で、一人だけ反対した。社長は押し切ったが、実務担当者を実行段階で別の小もない仕事にまわした。その仕事は彼が自ら意味もわからずに行った。パートナー企業からは飽きられ共同案件は失敗した。

能力がないのに仕事をする人間は、組織にとって害悪というより損害を与える。仕事をしないほうがはるかにましである。

そのような人間は多くいる。そういう人間を説得させて、あるいは関与させないように、プロジェクトからはずすように仕向ける。これを生業とする職業がある。

コンサルティング業だ。


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