これは凄い。というミステリーです。 [本]
最後のクライマックスが何度もある。ここまでやるかという感じ。最後の数ページは涙もの。緻密に事実関係を構成している。たいてい事実関係の詰めの甘さが一部露呈するものだが、そのような甘さはまったく感じられない。読み終わってから、怖くなった。
- 作者: 香納 諒一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/12
- メディア: 文庫
これ以降はおまけです。
実はミステリーはほとんど読まないのですが、これもお勧めです。横山秀夫は面白い。
- 作者: 横山 秀夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/08/21
- メディア: 単行本
同じ御巣鷹山のことを書いた小説。
これはだいぶ売れているようです。
これがネタ本の一つとのことです。良い本なのかもしれませんが、作者のジャーナリストが余計な記述を多く書いているのが残念です。
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