発見 [ビジネス]
自分の知り合いでどうもしっくりこない人間がいる。何故か解らなかったのだが、最近やっとわかった。下のケースで説明しよう。その人間を仮にBとしよう。自分がAでBの部下をCとする。
A → B → C
AさんがBさんに仕事の指示を出した。それをBさんはCさんに依頼してAさんの仕事を行うというケースを考えてみる。
AはBに仕事を依頼した時点で、Bを信頼して仕事を出している。しばらくたって、Bに、「あの仕事どうしたの」と聞くと。Bは「それはもうCに振りました」と答える。Cに聞いてみると、やっている場合もあるが、忘れている場合も多い。
Bにとって、仕事を振った時点で責任が終わっているわけだ。本来ならばBはCをモニタリングして進捗状況を把握すべきなのだが、そのような思考がないのであろう。
このようなケースは意外と多いのではないか。ホウレンソウとよく言うが、報告を欠いたがためにコミュニケーションが混乱することは多々ある。
このケースのBは問題外である。少なくとも仕事を振った報告をBはAに対してすべきで、もしそうなっていなかったら、Bは無責任である。
ところがBはそれを当然と考えているのであるから、全く話にならない。これを気づくのは割と時間がかかることであった。仕事の可視化とは全くもって難しいとつくづく思う。
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