ストップ総選挙 [政治]
9月1日に福田康夫が退陣表明し、9月15日にリーマンブラザーズにチャプター11の適用を申請した。
もし福田康夫の退陣が15日以降になったらどうなったでろう。リーマンの破たん後であれば、退陣即解散となり、10月中に選挙が行われていたのではないかと思う。リーマン破綻後の世界マーケットは日増しに悪化しており、金融商品の資産査定の緩和をアメリカが言い出す始末だ。結局、底なしの底を上げるしか手がないのだ。
しかし、福田総理が引退し、麻生総理が誕生した。総裁選の真っ最中にリーマンが破たんしているのだ。本当に、もし福田前首相が退陣していなかったらと思うとぞっとする。日本にとっては、普通では考えられない最高のタイミングで辞めたのではないか?麻生総理は戦後最大の危機の時になるべくしてなったとしか考えられない。神が日本に与えたチャンスとしか思えないのだ。新聞報道では11月30日選挙と書いてあったが、我々庶民は選挙を本当に望んでいるのであろうか。
経済対策を継続的に機動的に行っていかないと、ますます不況になる。政府保証枠を大幅に広げて銀行からの金の流れを作らないと企業の倒産は加速化する。
政局を楽しむ時間はない。大きな政治を、自民党と民主党が手を携えて行うことを国民は望んでいる。日本企業は欧米に比べれば、はるかに痛んでいない。選挙なんてやっている場合ではない。日本は世界の流れを作れる数少ない国なのだから。
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