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戦争と平和 トルストイ [政治]

おおきなかぶ―ロシア民話

おおきなかぶ―ロシア民話

  • 作者: A.トルストイ, 内田 莉莎子, 佐藤 忠良
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1966/06
  • メディア: -
子供の文化祭で”おおきなかぶ―ロシア民話 ”をみた。トルストイの再話という形で広く紹介されている。ここでかかれていることは、”戦争と平和”のスケールはないにせよ、本質的なことはかなり共有されている。”戦争と平和”は自分が読んだ小説で最も優れているものの一つであると思っている。
きっと読みたいのだけれど挫折した人は沢山いると思う。最後まで読破するためのコツを自分なりにまとめた。
  1. 岩波文庫版に付録で付いている、パラグラフの要約は役に立つ。
  2. 人物関係は図表に纏めながら読むべき。
  3. 時代背景およびナポレオン戦争に関しては史実を一通り理解しておく。
  4. 前半の四分の一は確かにつらい。ここは我慢をすべし。
  5. 本来最後に読むべきだし、読むことによって充実感を味わえるのだが、エピローグ2を最初に読むことは理解の助けになる。場合によってはここだけ読んでも良いと思う。
  6. 全部理解しようとしない。想像力の範囲外のイベントに関してまで理解しようとすると進まない。
  7. 地図は付録のものでも良いが、詳細なものを別に用意しておくと場面が想像しやすい。
いづれにせよ、読みやすい小説とはいえない。しかしながら読み終えれば、多くを教えてくれる小説である。これを書いた人間がいること自体が奇跡である。

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